「仙台BOSAI-TECH イノベーション創出促進事業」に採択されました

このたび、株式会社ナレッジが提案した、クラウド型在庫管理システム「コレアル」を活用する自治体防災DXの実証事業が、「仙台BOSAI-TECH イノベーション創出促進事業」に採択されましたので、お知らせいたします。
【採択された実証事業について】
本事業では、「コレアル」で管理する避難者数や防災備蓄品の在庫数などのデータを活用し、外部の検証用AI環境において、避難所ごとに必要となる物資数量や不足数量を算出する方法を検証します。
主な検証内容は、以下のとおりです。
- AIによる必要数量・不足数量の算出
- 基準となる計算結果との一致精度の確認
- 同一条件における算出結果の再現性の確認
- 避難者数や対象日数、安全率などを変更した場合の追随性の確認
- 在庫データの欠損や単位の不一致、期限切れなどの例外ケースへの対応
- 自治体職員の物資配分・補充・調達判断を支援する情報としての有用性の評価
なお、AIが物資の配分や発注を自動的に決定するものではありません。AIによる算出結果は、自治体職員の判断を補助する情報として活用し、最終的な判断は職員が行う運用を前提としています。
【久慈市様との実証に向けて】
現在、岩手県久慈市様と、10月に開催予定の防災訓練における実証実験の実施に向けた協議を進めています。 防災訓練では、災害発生時を想定した避難者数や備蓄品の在庫データを用いて、必要数量・不足数量の算出方法や、職員の確認・判断における実用性を検証する予定です。
【今後の展開】
今回の実証を通じて、将来的な「コレアル」とAIとの連携に必要となるデータ項目、データ形式、制御方法、画面表示、運用ルールなどの要件を明らかにしてまいります。株式会社ナレッジは、自治体における防災備蓄品管理のデジタル化と、災害発生時の迅速かつ的確な物資管理を支援するため、引き続き「コレアル」の機能およびサービスの向上に取り組んでまいります。
【関連情報】
クラウド型在庫管理システム「コレアル」
https://korearu.jp/

【仙台BOSAI-TECH イノベーションプラットフォームとは】
「BOSAI-TECH」をキーワードに、防災×テクノロジー×ビジネスを融合した新たな防災課題の解決策を持続的に生み出す場です。
2022年2月に設立され、会員同士が連携しながら、アイディア創出や試作開発・実証実験のサポート、ビジネスマッチング、情報発信、交流会など多岐にわたる活動を通じて、防災関連事業の創出と「BOSAI-TECHイノベーション・エコシステム」の形成を目指しています。
企業の方には防災現場のニーズ収集や製品開発の支援、自治体の方には実証実験の視察体験や情報共有の機会を相互に提供し、学術機関の方には専門的な知見をいただくなど、各ステークホルダーが一体となって、新たな防災ソリューションの創出に取り組んでいます。技術的な制約や収益性の課題でこれまで実現が難しかった防災課題にも取り組み、ここから生まれた事業を仙台から全国、世界へと展開していきます。
このプラットフォームを通じて、「仙台防災枠組」が掲げる理念の実現と、防災関連産業の発展の両立を目指します。